Refrigerant Vapor flow Compressor Calorimeters
圧縮機カロリーメータ(ガス冷媒流量計法)
供試品(圧縮機)から吐出されたガス冷媒は高精度の油分離器(オイルセパレータ)によって分離され、そのオイルは供試品へ戻り、残ったガス冷媒の流量を高精度の流量計で計測し、その後、冷媒ガスは一部凝縮器によって液化されるようになっています。
そのガスと液を当社独自の熱交換器で混合し、その後指定の温度、圧力で供試品へ戻ります。
このガス流量と供試品の吐出/吸入ガスの圧力および温度から圧縮機の能力が算出されます。
サイクルに蒸発熱交換器やヒータを使用しないため省電力、さらにコンパクトな設計が可能となります。
特に大能力の圧縮機能力測定に有効です。
Oil Rate Measuring
Device
オイルレート測定装置
(特許取得済)
当社独自のオイルセパレータ制御および計測方式によって、供試品(圧縮機)からの様々な運転条件下でのオイル吐出特性がリアルタイムに正確かつ迅速に計測できるようになっています。
ガス流量計法は環境問題にも配慮をしており、二次冷媒計法に必要な二次冷媒(フロンガス)を使用していません。 さらに、二次冷媒計法に比べて試験条件安定までの時間も短く、省エネと当社の高い技術力で信頼性の高い再現力を持っている装置です。